RISTEX 「安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築」研究開発領域 養育者支援によって子どもの虐待を低減するシステムの構築 Research and Policy of Parental Support Systems to Prevent Child Maltreatment

 

グループC

社会環境の要因の解明とその支援

 

 

グループリーダー

落合 恵美子

 

所属:京都大学文学研究科 教授

   アジア親密圏・公共圏教育研究センター センター長

専門:家族社会学、福祉社会学、ジェンダー論

 

 児童虐待は社会的貧困と関係していると言われます。他方、豊かな家庭でも虐待は同じように起こるが隠されているとも言われます。また、深刻になるのは心理的問題を抱えたケースだとも言われます。社会環境要因は虐待にどのような影響を与えるのかというベーシックな問いに答えを与えるのは簡単ではありません。グループCは、貧困、ひとり親、外国籍などの社会的要因が児童虐待やマルトリートメントにどのように結びつくのか、結びつくのを阻止するにはどのような条件があればよいのかを明らかにします。またフランスやイギリスなど諸外国との比較を通じて、養育者支援のために有効な社会制度について考えます。

 

 

研究実施者
伊藤 公雄

 

所属:京都大学文学研究科 教授

専門:文化社会学、政治社会学、ジェンダー論

 政府や地方自治体のジェンダー政策に関わってきました。特に男性性研究の視点から、暴力の背景にあるジェンダー構図の分析をしています。男性の非暴力運動ホワイトリボンキャンペーンジャパン共同代表でもあります。

 

 

 

研究実施者

安里 和晃

 

所属:京都大学文学研究科 特定准教授

専門:移民研究、アジア研究

 最近では高齢者ケア、チャイルドケアなどを含むケアをめぐる人の国際移動と社会統合について、主にアジア地域で研究を行っています。

 

 

 

研究実施者

渡辺 多恵子

 

所属:日本保健医療大学保健医療学部 准教授

専門:公衆衛生看護学、生涯発達看護学

 人々のWell-Beingに向けた地域ケア、それに寄与するエビデンスについて、日々考えています。本プロジェクトでは、大規模コホートデータから、子ども、養育者、環境に関する因果モデルにせまり、子ども虐待をなくすことに向けて、保健福祉専門職ができることを考えてまいります。

 

 

 

研究実施者
村田 泰子

 

所属: 関西学院大学社会学部・社会学研究科 准教授

専門: 家族社会学、ジェンダー論

 子育てにおいて、本能的な愛情や資質はあるに越したことはないですが、子育ては同時に、社会的な営みでもあります。グループCでは、子ども虐待ならびにより広い意味での養育困難と、貧困やひとり親、外国籍といった社会経済的要因のかかわりに焦点を当て、国内外で調査研究を行っています。

 

 

 

研究協力者

米野 みちよ(Michiyo YONENO-REYES)

 

所属: 東京大学東洋文化研究所 訪問研究員

専門: 地域研究(人類学、移民研究)、民族音楽学

 フィリピンに二十年余り滞在し、必然的に日比間の人の移動とそれをめぐる諸問題に関わることとなりました。日本で子育てをする外国人等の家庭では、日本の法律や制度が想定する状況の枠を超えた様々なことが起きており、子どもたちの健全な成長にとって極めて不利と思われることも多々あります。それらを可視化し、政策提言していきたいと思っています。

 

 

 

研究協力者

阿部 彩

 

所属: 首都大学東京 都市教養学部人文・社会系 社会福祉教室

専門: 貧困、格差、社会保障、社会政策

 貧困の測定、動態、要因分析、政策効果分析などを研究してきました。特に、子どもの貧困については重点的に研究・政策提言をしています。

 

 

 

研究協力者

大森  弘子

 

所属: 兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科、佛教大学・京都造形芸術大学・文教大学 非常勤講師

専門: 教育社会学、子育て支援

 教育社会学の立場から、親子の笑顔を守るため、保育の困難さを抱える養育者への支援と、子育て支援に関わる保育者の力量形成の研究を行っています。グループCと地域の児童福祉施設等とのコーディネートを担当しています。

 

 

 

研究協力者

Esther DERMOTT

 

所属: Professor of Sociology and Research Director for Social Sciences and Law, School of Sociology, Politics and International Studies, University of Bristol

専門: Families, parenting, poverty, fathers, social policy, inequality, gender

 

 My current research is developing a sociological account of 'good' parenting that is both conceptually robust and practically relevant. This partly developed out of interest in national and cross-national policy and popular discourse on parenting. I was awarded a University of Bristol research fellowship on the concept and measurement of parenting in 2013-2014, and in 2014 a JSPS International Fellowship at Kyoto University, Japan to undertake comparative research on good parenting. This fits with my overarching interest in the theorisation of family life and how best to understand parenting. I have also been closely involved with exploring the relationship between families, gender and poverty as a member of the Poverty and Social Exclusion 2012 team funded by a large ESRC grant (poverty.ac.uk). Work in this area is ongoing.

 

 

 

 

研究協力者

Junko YAMASHITA

 

所属:Senior Lecturer, School of Sociology, Politics and International Studies, University of Bristol

専門:Gender studies, Comparative social policy

the review of related research conducted in UK

 

 

 

 

 

 

 

研究協力者

Uma A. Segal

 

所属:School of Social Work, University of Missouri - St. Louis Professor

専門:Social Work

 

 There is a large population of Japanese Brazilians living in Japan and who arrived with changes in Japan's migration laws. Special focusof this project is on the children of these migrants who, according to MEXT, have a much lower rate of high school attendance than do either Japanese children or children of most other migrant groups (barring the Filipinos).  They are often unprepared to enter the workforce and are not language proficient. This project seeks to compare the experience and adaptation of Brazilian children who attend Japanese, Brazilian, and international schools as well as their respective plans for entering higher secondary school with an aim to provide information regarding schooling of children who are not mandated to attend schools certified by MEXT.

 

 

 

研究協力者

丸山 里美

 

所属: 立命館大学産業社会学部 准教授

専門: 貧困研究、ジェンダー論

 社会学の立場から、女性の貧困に関する研究を行っています。貧困と養育困難がどのように結びつくのか/つかないのか、その背景について考えたいと思っています。

 

 

 

研究協力者

浦田 雅夫

 

所属: 京都造形芸術大学 芸術学部こども芸術学科 教授

専門: 子ども家庭福祉、社会的養護、学校ソーシャルワーク

 児童虐待への包括的支援や社会的養護におけるケアとソーシャルワーク、社会的養護を終えた子どもたちの実践的な研究を行っています。

 

 

 

研究協力者

郝 洪芳

 

所属: 京都大学大学院文学研究科 社会学専修 博士後期課程

専門: 移民社会学、家族社会学

 国際結婚によって移民する女性たちのことを研究してきました。本プロジェクトでは、主に外国につながりのある家庭はどのような養育困難を抱えているのか。そういう家庭を支えるにはどのような社会制度が有効なのかについて、当事者の声を聞きながら、明らかにしていきたいと思います。

 

 

 

研究協力者

姚 逸葦

 

所属: 京都大学大学院文学研究科 社会学専修 博士後期課程

専門: 教育社会学、比較研究方法論

 養育者の持っている様々困難やストレスと子どもの養育と発達の間における関連性を解明するための計量的分析を担当しています。同時に、中国ないし華人社会における児童ネグレクト・虐待、および養育者支援に関わる政府と民間の実践に対する研究を実施しています。

 

 

 

研究協力者

郭 雲蔚

 

所属: 京都大学大学院文学研究科 社会学専修 博士後期課程

専門:労働社会学、計量社会学

 計量社会学の方法で日本における親と子どもを対象とする保育データの二次分析を行っています。中国における児童虐待に関連する研究成果のレビューも担当しています。

 

 

 

研究協力者

相澤 享祐

 

所属: 京都大学大学院文学研究科 社会学専修 博士前期課程

専門:ファミリー・バイオレンス、福祉、家族

 児童虐待とそれに関連する福祉・家族の領域について調査・研究を行っております。日本における児童虐待研究のレビューも担当しております。

 

 

 

研究補佐員

小杉 亮子

 

所属: 京都大学アジア研究教育ユニット

専門:社会学、社会運動論

 グループCが国内・外国で調査を実施するにあたっての補助やデータ解析の補助を担当しています。

 

 

研究補佐員

木村 純

 

所属: 京都大学アジア親密圏/公共圏教育研究センター

専門: 社会学、社会理論

 グループCが国内・外国で調査を実施するにあたっての補助やデータ解析の補助を担当しています。

 

 

 

科学技術振興機構/社会技術研究開発センター 安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築  領域公式HP http://ristex.jst.go.jp/pp/