養育者支援プロジェクト

 

 子ども虐待対策においては、子どもの保護だけではなく、親(養育者)への支援が不可欠です。

 

 家庭のおかれた状況や家族の心身の健康などのいろいろな課題において、養育者を支援し、親子双方が満足できる関係づくりをサポートするため、私たちは研究を行っています。

お知らせ

●支援者向け情報●

 

AF-CBT ワークショップ 2021

 

AF-CBTは、家族の中での言い争いや暴力や体罰などの問題を抱えた親と子ども(5~17歳)を対象に、親が適切な対応方法を身につけ、子どもの回復を促し、親子の関係をよりよいものとすることを目指す心理療法プログラムです。支援者対象のワークショップを開催します。

 

日程 2021年10月15日(金)~10月17日(日)

時間 9:30~17:00

参加形式 Zoomでのオンライン開催

参加費 60,000円

資料代 5,000円(セッションガイド代を含む)

申込受付期間 2021年6月10日(木)~7月31日(土)

申込方法 https://forms.gle/EovZ4AiNtUPhPacu8

 

詳細は、こちら(PDF)から。

●おやこ支援プログラムモニター募集●

 

子どものとのかかわり方、しつけの仕方に困っている保護者の方を支援します。

数ヶ月〜1年の親プログラムを受講し、その効果測定に協力してくださる方を募集しています。

モニターの方には、プログラムの受講費用を助成します。

詳しくは、こちらのページから。

リーフレットは、こちら(PDF)から

●研究協力者募集●

 

買い物や金銭管理に困難を抱える方における「問題となる買い物行動」を誘発するメカニズムを探索し、将来的にはそれらのエビデンスをもとに、買い物や金銭管理に困難を抱える方への支援に役立てることを目的とした研究です。

 

20歳以上の女性で、

1. 実際に買い物や金銭管理に関する困難を経験した方

2. 買い物や金銭管理への苦手意識のある方

3. 買い物や金銭管理に関する問題のない方 を募集しています。

 

詳しくは、こちら(PDF)から。

●イベント●

 

このイベントは終了しました。

ご参加者のみなさま、ありがとうございました。

 

当日、参加者のみなさまからいただいた質問やコメントに対する発表者からの回答をまとめました(PDF)

 

公開シンポジウム

児童虐待への文理融合アプローチ ー世帯の貧困、おやこの支援に着目してー

 

2020年9月3日(木) 13:00-17:00

主催 理化学研究所脳神経科学研究センター親和性社会行動研究チーム

   東京都立大学子ども・若者貧困研究センター

 

 

●報道●

NHK NEWS WEBにプロジェクトの研究が紹介されました。

 

2020年3月23日
脳科学者が迫る"虐待の要因"〜虐待に科学で挑む1

 

2020年3月24日

"愛しているのに…"受刑者の告白〜虐待に科学で挑む2

 

2020年3月25日

親だって支援が必要〜虐待に科学で挑む3

 

 

●報告書●

 

RISTEX公私領域「養育者支援によって子どもの虐待を低減するシステムの構築」研究開発実施中間報告書が公開されました。

 

https://www.jst.go.jp/ristex/examin/active/pp/pp.html

 

 

 

●報道●

 

共同通信社取材による新聞報道について

 

2019年3月30、 31日に発行された各社新聞に、当チームの児童虐待に関する研究が紹介されました。

 

本研究開発はJST/RISTEX安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築領域「養育者支援によって子どもの虐待を低減するシステムの構築(2015-2019)」およびJST/RISTEX 政策のための科学「家族を支援し少子化に対応する社会システム構築のための行動科学的根拠に基づく政策提言(2018-2022)」の委託事業の一部分として行なっているものです。

https://www.jst.go.jp/ristex/pp/

https://www.jst.go.jp/ristex/stipolicy/project/project32.html

 

本研究では、児童虐待に関わった養育者の方々から、事件の背景にあった要因や、どのような支援が必要だったかについて伺うことで、今後の支援に役立つ知見を得ることを目的としています。記事の元となった研究結果は、昨年11月に開催したシンポジウムで報告したもので、中間報告書としてJST/RISTEXのホームページに公開予定です(2019年4月下旬〜5月頃)。ただし本研究は現在も継続中ですので、結果の詳細は随時更新されています。

 

本調査の中間報告では、「児童虐待によって有罪判決を受けた養育者の72%に、幼少期の虐待被害などの逆境体験があった」と記載しています。このことについて、誤解を招かないために少し説明いたします。

新聞記事本文にも「こうした(被虐待)経験や環境が虐待に直結するわけではないが」とあります通り、この結果は虐待を受けた人が必ず虐待を繰り返すという意味ではありません。虐待被害を受けた児童の前向きコホート調査をまとめた先行研究(Ertem, Lancet 2000)でも示されている通り、細かい数値は調査にもよりますが、虐待被害を受けた人の少なくとも過半数は虐待を繰り返しません。また集団の特性は必ずしも個人の特性を表さないことに注意が必要です。

このことは、本調査の背景となる私共の総説「子ども虐待はなぜ起こるのかー比較行動学および脳神経科学的考察」SciREXクオータリー9号掲載記事でも解説しておりますのでご参照ください。

 

本件に関する取材やお問合せは理化学研究所の広報室(http://www.riken.jp/help/media/interviews/)までお願い致します。

理化学研究所 脳神経科学研究センター 親和性社会行動研究チーム 黒田公美・白石優子

●出版情報●

 

メンタルヘルス問題のある親の子育てと暮らしへの支援

先駆的支援活動例にみるそのまなざしと機能(福村出版)

監修 松宮透髙 黒田公美 編者 松宮透髙

 

2018年12月3日(金)に刊行されました!


序章  メンタルヘルス問題のある親による子ども虐待(松宮透髙)
第1章  精神疾患の親と暮らす子どもへの支援(土田幸子)
第2章  ACT(包括的地域生活支援)プログラムによる世帯支援実践(金井浩一・梁田英麿)

第3章  浦河町における当事者を中心とした応援ミーティングの取り組み(伊藤恵里子・河村敏明)
第4章  沖縄県糸満市における行政と民間機関の連携による世帯支援(山城涼子)

第5章    カナダ・トロントの支援者に学ぶ(白石優子)

第6章  虐待ハイリスク世帯への支援システムー要保護児童対策地域協議会の機能に注目して(田中聡子)

第7章  メンタルヘルス問題のある親とその子どもを支えるまなざしと関わり(松宮透髙)
おわりに (黒田公美)

●研究協力者募集●

 

子育て世代の体験と特性に関するアンケート

プロジェクトでは、アンケートに答えてくださる子育て中の男性や子育て経験のある男性を募集しています。アンケートは、子ども時代から養育者になるまでの体験と個人の性格等に関する内容をお聞きします。

詳しくは、こちら(PDF)から。

ご意見募集

 

  プロジェクトへのご意見、ご要望をお寄せください。

  任意ではありますが、お名前、ご所属等を記載して頂けますと幸いです。

 

 

  理化学研究所脳神経科学研究センター親和性社会行動研究チーム

 

  oyako.m2016 ml.riken.jp  (を@に変えてお送りください)

 

 

理化学研究所脳神経科学研究センター親和性社会行動研究チーム